『半分、青い』について思うこと書きました

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こんにちわ。かにぼです。

最近、朝ドラを見るようになったのですが、現在放送中の『半分、青い』が色々酷いです。あらすじをざっくり説明すると、左耳の聞こえない主人公:鈴愛(永野芽郁)が漫画家を目指しながら、挫折を味わったり、恋をしたりするお話なんですが、内容は酷く、作者が毎日SNSで爆弾を投下するような状態になってます。正直僕は、途中までは楽しんで見ていただけに、裏切られました本当(泣)。怒ったので僕が『半分、青い』が好きになり、面白くなくなり、嫌いになる流れを書きたいと思います。 

 

1.『半分、青い』面白い!

幼少期編は子役が苦手でそんなに好きではなかったです。まあでも朝ドラなのでそこは仕方ないかなって思いながら見てました。でも、梟会4人の関係が良く、幼馴染と成長していく姿は楽しく見ていました。秋風先生と五平餅で出会ったのも良く、上京する際にバスの窓を息で曇らせ、家族に「大好き」と書いて義岐阜を離れるシーンでは「うおおお、名シーンなるでこれぇ!」って思ったほどでした。(なお、このドラマで感動した最初で最後のシーン)

そこから、漫画家編に突入するのですが、上京したにもかかわらず律と距離が近いままなのも良かった。鈴愛には律、律には鈴愛が必要だなって再認識させられました。秋風先生のキャラ、ボクテやユーコが仲間としてライバルとして凄くいい関係でした。律も鈴愛もそれぞれ恋人が出来るのも全然アリでした。鈴愛は幼少期から絵の才能があると描かれていましたし、最終的には漫画家になって売れて、律と結婚してハッピーエンドという王道を歩むものだと想像を膨らませいました。このドラマ面白い…!

 

2.切り捨てられる人たち

ここから『半分、青い』がおかしくなってきました。登場人物が消耗品のように扱われていきます。

・梟会のブッチャーと菜生ちゃん

 ブッチャーは京大に進路を変えるほど律と一緒にいたかったが、結局律は上京し離れ離れ。菜生ちゃんは名古屋の服飾の学校へ。その後2人の仕事についての具体的な描写はなく、軽く語る程度。キミカ先生の還暦パーティで再登場するが、ほぼ出番なし。

・マア君

 鈴愛とデートをしたり仲を深めていたが、今まで遊んできた女の子とすずめを同じ境遇にしたくないのと、律と鈴愛はお似合いであるという理由から鈴愛の告白を断り、引っ越していなくなる。その後描写なし。

・律

 清ちゃんと鈴愛がぶつかり合った辺りから、どんどんと鈴愛の傍から離れ、再会したときに急に、

律 「結婚しよう」

鈴愛「(律のこと好きだけど、今はまだ)無理」

律「振られた。悲しい。」

~その後~

律 「他の人と結婚しました。」

鈴愛「悲しい。うわああん」

正直、何がしたいん???って感じだった。今まで鈴愛の気持ちを分かってくれてた律が即あきらめて他の人と結婚。なんじゃそりゃって感じ。清とも別れ、フランソワが亡くなって、独りぼっちになったからってそれはなくない??ストーリーがどこまでクソでも、律とさえ結婚してくれればある程度マシだった。ここで視聴を辞めた人は多くないはず。鈴愛のお母ちゃんが「あんたは律君やと思っとった」、菜生ちゃんも2人がくっつくことを望んでいましたし、マア君だってそう思ってた。そんな人たちの気持ちはどこ??ねえ?どこ??律両親も何も描写なし。もう切り捨てたか?と思うほど。

・ボクテとユーコ

 ボクテは盗作するようなキャラじゃないし、ユーコだって男から貢いでもらいに行くようなキャラじゃなかったと思うんだ。ユーコの結婚相手も全く描かれてないし、寧ろ貢いでた男の方が描かれているというありさま。

・秋風先生と漫画家

 最終的には漫画を描くことが出来なくなり、秋風先生のもとを去ってしまいます。律と清が付き合った時の悲しい気持ちを漫画にした、「月が屋根に隠れる」という作品で連載を目指したのに、結局は前に書いてた「一瞬に咲け」で連載が決まる。しかも、ボクテの盗作で繰り上がりという複雑な展開。なんで「月が屋根に隠れる」で連載しなかったのか。。後々秋風先生によって描かれるけど、腑に落ちない。

 

こんな感じで築き上げた関係を片っ端から崩していくのはどうなんだろうって、朝ドラってどんどん人が増えていくものだとばかり思ってました。そして、放送している100円ショップ編では、店が忙しい時期に女と抜け出す店長や居候している師匠の家に一緒に住んでいることを黙って鈴愛を連れていく男、人の手紙を勝手に読んだ挙句、勝手に家に持ち帰る女(鈴愛)など、ろくでもないキャラが沢山出ています(白目)。好きなキャラがいなくなって、ろくでもないキャラが出てくるって見る気なくなりません…?

 

3.ラスボスの登場

 僕は、ドラマや映画などを観終わった後にTwitterで他の人の感想を見るのが大好きなのですが、そこで暴れている脚本家:北川悦吏子。『ロングバケーション』や『オレンジデイズ』など有名な作品を脚本してきた方らしいです。僕は22なので、ロングバケーションは見たことないですが、オレンジデイズは母親が夢中になってましたね。そのため一部では神と呼ばれていたりしていますが、Twitterでの発言はかなり問題になっています。

・自己顕示欲が強い人なので、『半分、青い』を見てねといいつつ、自撮り写真を上げてしまう残念な人

・自分で神回と言ってしまう。そして、一番の神回の日にあさいちで華丸さんに褒められると思ったら、スルーされてふて寝し、自分と同じ境遇うのはずの片耳が聴こえない人の特集には興味なし

・イケメンとブサイクの差別が酷い。差別的な表現はドラマにも現れているみたいです

・北川さんの詩に対して、「教科書に出てくる人のような詩ですね」という褒め言葉に対して、「教科書に出てくるような有名な人じゃなくて悪かったね♪」と返す

・朝ドラの最終回で枠拡張とか斬新じゃない?とか言っちゃう

 

などなど、大暴れ。

途中から面白くなくなったにしろ、好きなドラマだっただけに悲しい気持ちになりました。自覚はないのでしょうが、この人のしていることは『半分、青い』を嫌いにさせようとしていることに変わらないと思います。

始まった当初は、星野源さんの『アイデア』と素敵なオープニング、永野芽郁さんや佐藤健さんの素敵な演技、多くの裏方さんの努力の力によって作り上げられた最高のドラマでした。でも今は、カラオケで『アイデア』を歌おうとしたら北川さんの顔が浮かび、少し憂鬱な気持ちになる気がします。そのくらい、他の人たちに迷惑を影響を与えているのだと気付いてほしいです。

こうやってここまでこのドラマについて書いているのも、『半分、青い』のファンだったからです。期待していたのです。軽くネタバレは見たので、どういう結末を迎えるかはわかります。それはそれでいいです。でも、北川さんのTwitterによってこれからもファンを減らすのはやめてほしいです。面白いと思っている人を嫌いにさせないためにも。

 

最後に、殴り書きなので間違っている部分が多々あると思います。その時は、気軽にコメントで知らせて下さい。また、『半分、青い』についてのコメントも気軽にどうぞ。